「明日からは自信を持ってメイクができそうです」|ブラインドメイクレッスンのサポート事例

ブラインドメイクレッスン直後の20代女性H様。鮮やかな青いワンピースを着て椅子に座り、水色のバッグを膝の上に置いて笑顔を見せている。スキンケアからベースメイク、アイメイク、チーク、リップまで、視覚に頼らない手技で自分自身でメイクを行ったレッスン後の様子。

20代女性|先天盲 H様

「ずっと『これで合ってるのかな?』と不安だったところが取り除かれて、明日からは自信を持ってメイクができそうです!」

今回ご紹介するのは、ブラインドメイクレッスンを受けてくださったH様です。

H様はもともとファッションやメイクへの興味があり、ご自身でもメイクをされていました。

けれど、メイク道具を購入して使ってみても、

「目が見えなくてもきれいにメイクするには、どんな道具を使えばいいのか」

「購入したときに使い方を聞いても、その後、自分一人で使うようになったときに正しい使い方を確認する方法がない」

という悩みがあったそうです。

目次

「これで合っているのかな?」を確認する方法がない

見える方であれば、鏡で仕上がりを確認したり、動画を見ながら使い方や手順を確認したりすることができます。

けれど、視覚に障害がある場合、同じ方法で確認することが難しいことがあります。

H様も、これまでご自身なりにメイクをされていましたが、

「これで合っているのかな?」

という不安を感じながら続けていました。

メイクができないのではなく、自分がしている方法を確認する手段がなかったのです。

視覚に頼らず、自分で再現できる手技を身につける

今回のレッスンでは、鏡を見なくても自分でフルメイクができる「ブラインドメイク」の手法をお伝えしました。

スキンケアから始まり、ベースメイク、アイシャドウ、マスカラ、チーク、リップまで、一つひとつ実践していきます。

※今回は眉メイクは行っていません。

ブラインドメイクで大切なのは、仕上がりだけではありません。

レッスンが終わったあとも、ご自身で繰り返しメイクができるように、手や指の使い方、顔のどの部分を手がかりにするのかなど、視覚に頼らず再現するための手技を一つずつ身につけていきます。

私自身も認定講師として、H様がご自身の手で再現できるよう、手技を丁寧にお伝えすることを大切にしました。

「今まで見よう見まねでやっていたメイクの正解が分かった」

レッスン後、H様からこんな感想をいただきました。

「今まで見よう見まねでやっていたメイクの正解が分かり、スッキリした」

「メイクの一つ一つの工程ごとにアドバイスやフィードバックをその場でもらうことができて、わかりやすかったし安心できた」

これまで曖昧だった部分を一工程ずつ確認しながら、実際に自分の手を動かしていく。

その積み重ねによって、「これで合っているのかな?」という不安が少しずつなくなっていきました。

基本の手技だけでなく、アイシャドウパレットの中の複数の色を混ぜる方法など、少し応用したメイクにも挑戦しました。

「応用のテクニックも学ぶことができて楽しかった」

と、メイクを楽しむ様子も見られました。

スキンケアは、自分に手をかける時間でもある

レッスンでは、メイクの手技だけでなく、スキンケアについてもお伝えしています。

肌を整えることは、メイクをしやすくするための土台づくりでもあります。

そしてもう一つ、

「自分自身に手をかけ、大切にする時間でもある」

ということもお話ししました。

H様は、レッスンで印象に残ったことの一つとして、この話を挙げてくださいました。

メイクは、誰かからどう見られるかだけのためにするものではありません。

自分自身に触れ、知り、手をかけることも、メイクやスキンケアの楽しみ方の一つだと思っています。

レッスン後、お母様の第一声は「いい感じじゃーーん!」

レッスンを終えたあと、お母様と待ち合わせをしていたH様。

メイクをしたH様を見たお母様の第一声は、

「いい感じじゃーーん!」

だったそうです。

H様からも、

「うれしかった」

というメッセージをいただきました。

そして、こんな言葉も。

「ずっと『これで合ってるのかな?』と不安だったところが取り除かれて、明日からは自信を持ってメイクができそうです!」

自分でメイクする方法を知り、自分の手で実践して、「これで大丈夫」と思える。

そのことが、これから一人でメイクをするときの自信につながったのだと思います。

ブラインドメイクレッスン直後の20代女性H様。鮮やかな青いワンピースを着て椅子に座り、水色のバッグを膝の上に置いて笑顔を見せている。スキンケア、ベースメイク、アイシャドウ、マスカラ、チーク、リップまで、視覚に頼らない手技で自分自身でメイクを行ったレッスン後の様子。

この位置が一番自然です。文章で「レッスン後」の変化を読んだ直後に、実際のH様の姿を見ることができます。

「もっといろいろなメイクを学んでみたい」

H様の変化は、不安がなくなったことだけではありませんでした。

レッスン後のアンケートでは、

「もし、ナチュラルメイク以外の種類のメイクで、見えていなくてもできそうなものがあるなら学んでみたい」

とも書いてくださいました。

最初にあったのは、

「目が見えなくてもきれいにメイクができる方法や、使えるメイク道具がわからない」

という悩みでした。

そこから、自分で再現できる手技を知り、実践してみることで、

「これで合っているのかな?」から、「もっとやってみたい」へ。

メイクとの向き合い方にも変化が生まれていました。

レッスン後も、自分らしくメイクを楽しんで

レッスン後のH様は、ブラインドメイクの手技を活かしながら、日常の中でもメイクを楽しんでいらっしゃいます。

好きなファッションを身につけるときには、その装いに合わせてメイクの色を選ぶことも。

白いブラウスに紫色の花柄ワンピースを重ね、黒いウエストベルトと淡いピンクのバッグを合わせたH様。好きなファッションを身につけ、その日の服装に合わせて色を選んだメイクをして笑顔で立っている。ブラインドメイクレッスン後、自分でメイクをすることを楽しんでいる様子。

【写真②をここに掲載】
好きなファッションに合わせたメイクを楽しむH様の写真

服とメイクを別々に考えるのではなく、その日の装いや気分に合わせて色を選ぶ。

レッスンで手技を身につけたことで、メイクは「できているか確認するもの」だけではなく、自分らしさを表現する楽しみの一つにも広がっています。

またH様は、ブラインドメイクレッスンと同日に、骨格診断・パーソナルカラー診断も受けてくださいました。

パーソナルカラー診断で自分に似合う色を知ったことで、その知識をメイクの色選びにも取り入れています。

パーソナルカラー診断で知った似合う色を参考に、数あるアイシャドウパレットの中から色の説明を読み、自分に似合う「モーブピンク」を選んでアイメイクを楽しむH様。左にはピンク・オレンジ・紫系のアイシャドウパレットと目元の仕上がり例、右には選んだモーブピンクを使って自分でメイクをしたH様の顔のアップ写真が写っている。

「パーソナルカラー診断で知った似合う色『モーブピンク』を、ご自身で選んでメイクをされた写真です。

数あるアイシャドウパレットの中から、色の説明を読み、自分に似合う色を選ぶ。

「どんな色を選べばいいのか」を知識として理解し、「どうメイクするか」を手技として身につける。

その両方がつながることで、H様自身が色を選び、メイクを楽しむことにつながっています。

※H様はもともとファッションやメイクへの関心が高く、知識もお持ちだったため、今回は診断とメイクレッスンを同日に行っています。通常は内容のボリュームを考え、それぞれ別日に行うことが多いです。

「見えないからできない」のではなく、できる方法を知る

見える方であれば、鏡や動画などから自然に得られるメイクの情報があります。

視覚に障害がある場合、その情報を同じ方法で得たり、自分のメイクを確認したりすることが難しいことがあります。

だからこそ大切なのは、「見えないからメイクは難しい」と決めることではなく、視覚に頼らず、自分でできる方法を知ることだと考えています。

ブラインドメイクレッスンでは、誰かにきれいにメイクをしてもらうことを目的にしているのではありません。

自分の手でメイクをし、自分で再現できるようになるための手技を身につけていきます。

H様のように、すでにメイクをしているけれど「これで合っているのかな?」と感じている方にも、一つずつ確認しながら、ご自身で続けられる方法をお伝えしています。

ブラインドメイクレッスンの詳細はこちらからご覧いただけます。

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