BLIND FASHIONとは

視覚に頼らず、自分で理解し、納得して服を選ぶために

毎日の装いに、
自信を持ちたい。

それは、特別なことではありません。

人と会う日。
仕事に向かう日。
少し気持ちを切り替えたい日。

服は、ただ身につけるものではなく、
自分らしさや気持ちを支えてくれるものでもあります。

けれど、ファッションの多くは、
色や形、組み合わせ、似合う・似合わないなど、
見えることを前提に語られてきました。

視覚情報が限られる中では、
色の組み合わせ、コーディネートのバランス、
自分に似合っているのかという感覚、
場面にふさわしいかどうか、
年齢との調和など、
服を選ぶために必要な情報が届きにくいことがあります。

BLIND FASHIONは、
視覚障害者が、自分の意思で服を選び、
装うためのファッションサポートです。

大切にしているのは、
服を選んでもらうことではありません。

触感で確かめる。
言葉で理解する。
ファッションの知識を使って判断する。

必要なところでは助けを借りながら、
最後の選択は、自分の意思で決める。

すべてを一人で完結することではなく、
服選びのハンドルを自分で握れる状態をつくること。

それが、BLIND FASHIONの考え方です。

BLIND FASHIONメソッド

BLIND FASHIONの考え方を、
実際の服選びにつなげるための方法が、
BLIND FASHIONメソッドです。

「触感・言葉・知識」の3つの手がかりと、
服選びの5つのステップで構成しています。

3つの手がかり

服の特徴を知り、理解し、
自分で判断するために、
「触感・言葉・知識」の3つを手がかりにします。

触感

素材の厚み、重さ、硬さ、なめらかさ、広がり方などを、手で触れながら確かめます。

服の特徴を触感で把握することで、質感や着心地、身につけたときの状態をイメージしやすくなります。

言葉

色、柄、形、シルエット、印象など、触れるだけではわからない情報を、具体的な言葉で伝えます。

「どのような色や柄なのか」
「どのような形に見えるのか」
「どのような印象を与えるのか」

見えにくい情報を言葉で理解することで、服の全体像を捉えやすくなります。

知識

骨格、パーソナルカラー、配色、組み合わせ、TPOなど、ファッションの知識を判断基準として使います。

「なぜ似合うのか」
「どのように組み合わせるのか」
「その場面にふさわしいか」

知識があることで、人の意見だけに頼るのではなく、自分で考え、納得して選びやすくなります。

視覚に頼らない服選びの5ステップ


「触感・言葉・知識」の3つを手がかりに、
服選びに必要な情報を整理しながら、
自分で理解し、納得して選べるように、
5つのステップでサポートしています。

STEP 01|自分を知る

好きなもの、なりたい印象、生活や服を着る場面など、
自分が装ううえで大切にしたいことを整理します。

必要に応じて、骨格やパーソナルカラーも手がかりにしながら、
自分に合いやすい形・素材・色の傾向を知ります。

「似合う」だけでなく、
「どのように装いたいか」まで含めて、
服選びの基準を明確にします。

STEP 02|服の特徴を知る

素材、形、色、柄、厚み、重さ、広がり方など、
服そのものの特徴を、触感と言葉で理解します。

服の全体像を知ることで、
着心地や身につけたときの印象を
イメージしやすくなります。

STEP 03|選ぶ基準を知る

配色、組み合わせ、シルエットのバランス、TPOなど、
服を選び、装うための基本を知ります。

ファッションの知識を判断基準として使うことで、
自分に必要な服や、目的に合った組み合わせを
考えやすくなります。

STEP 04|管理しやすくする

持っている服の数や状態、役割を見直し、
選びやすく、管理しやすいクローゼットをつくります。

どのような服を持っているかを把握することで、
残すもの、手放すもの、
これから必要なものを判断しやすくなります。

STEP 05|実践し、自分らしく表現する

実際に服を選び、組み合わせ、着て確認しながら、
少しずつ経験を重ねていきます。

必要なところでは人の力を借りながら、
最後の選択を自分の意思で決め、
自分らしく装うことにつなげます。

サポート内容

5つのステップは、
一人ひとりの目的や状況に合わせて、
必要な部分を組み合わせながら進めていきます。

BLIND FASHIONでは、
「触感・言葉・知識」を軸に、
個別サポート、継続サポート、
企業・団体向けのサポートを行っています。

自分らしく装うために、
その人に合った方法を一緒に考えます。