こんにちは。
パーソナルスタイリストのいそがい陽子です。
今年の梅雨入りは例年よりも早そうですね。ジメジメした季節だからこそ、気持ちだけは晴れやかに過ごしたいですよね。
そこで今回のメルマガは【雨の日コーディネートのコツ】についてお伝えします。
ところで、皆さんは雨の日用の靴をお持ちですか?
雨の日用の靴といえば「長靴」ですね。完全防水でとても便利ですが、雨が上がると歩きにくかったり、TPOに合わないというデメリットがあります。(TPOとはタイム(時間)・プレイス(場所)・オケイジョン(場面)に応じた服装のこと)
かといって、いつもの履き慣れた靴だと染みてきて、その日1日不快な気分で過ごさなければなりませんよね。
そこでおすすめは晴雨兼用の靴です。
晴雨兼用というのは防水や撥水加工がされている靴のことで、完全防水ではなく、あくまでも多少の雨なら問題がないというレベルです。
晴雨兼用のメリット
- 天気に左右されず履けること。一見普通の靴と変わらないので、晴れている日も違和感なく履けて、急な雨にも対応することができて便利。
- TPOに合わせることができる。きちんとした服装をする必要がある時も対応可能。
- 滑りにくい。靴底が滑りにくい仕様となっているので、水たまりや濡れたタイルの上など滑りやすい場所も比較的安全に歩ける。
そこでおすすめの晴雨兼用靴をご紹介します。お手頃な価格で、全国28地域で展開しているブランドの「オリエンタルトラフィック」から2種類ご紹介します。
- まずは女性らしく大人っぽいファッションがお好きな方
【スクエアバックルレインパンプス】
大きめのバックルモチーフ(四角い留め金のようなデザインの飾り)が存在感のあるレインパンプス。つま先はアーモンドトゥと言ってややほっそりしたデザインなので女性らしくきれいめな雰囲気です。ローヒールなのでお仕事にも、プライベートにもオススメです。
商品情報詳細
⚫︎値段:7,700円
⚫︎サイズ展開:22cmから26cm(0.5cm刻み)ヒールの高さ2cm
⚫︎色:黒、ベージュ、白地に大理石柄の3色展開
⚫︎素材:
・黒・ベージュ:合成皮革…艶を抑えたマットな素材
・白地に黒の大理石柄:エナメル合皮…光沢のある素材
※全て合成ゴム底
(大理石柄はツルッとした白い石の表面に水が流れた跡のような柔らかく入り組んだ筋が入ったような、不規則で美しい模様です。)
⚫︎商品リンク:https://ec.wa-jp.com/products/r1019
- かっこいいスタイルがお好きな方におすすめデザイン
【ビットモチーフPVCレインローファー】
装飾用の金具がついていて、つま先はラウンドトゥと言って丸みのある形状。ローファーは靴紐がなく甲の部分に装飾がついた、スリッポン型の革靴のことで、スニーカーよりきちんと感が出て、パンプスよりカジュアルにキマるという、絶妙なバランスの良さが魅力です。ローファーは学生が履く靴の種類という先入観を持つ人もいるかもしれませんが、選び方を間違えなければおしゃれな足元を装うことが可能です。定番デザインなので、流行に左右されません。男性にもおすすめです。
商品情報詳細
⚫︎値段:5,500円
⚫︎サイズ展開:22cmから26cm(0.5cm刻み)ヒールの高さ2.5cm
⚫︎色:黒
⚫︎素材:素材の種類:PVC(塩化ビニール)…光沢のある素材
⚫︎商品リンク:https://ec.wa-jp.com/products/r1021#
以上タイプの違う2点をご紹介しました。
雨の日コーディネートのコツは靴とボトムス選びが大切です。
お気に入りの靴が決まったら、ボトムスは水はね泥はね対策が必要です。おすすめはスカートスタイルや9部丈ぐらいのテーパードパンツ(裾に向かってやや細くなっているシルエットのパンツ)。色は濃い色や柄物であれば汚れが目立ちにくいです。
ボトムスが黒や茶、紺などの濃いめのベーシックカラーなら、白っぽいカットソーをあわせ、きれいな色のシャツやカーディガンを合わせてみてはいかがでしょうか?
またきれい色(ベーシックカラー以外の色)や柄物のスカートの時は、トップスは無地のベーシックカラーを合わせ、すっきりとしたコーディネートがおすすめです。
雨だとつい、濡れてもいい服となりがちですが、濡れても心配のないお気に入りの靴と、きれいな色や柄物を取り入れることで、憂鬱な雨の日も気分良く過ごすことができますよ。
最後に晴雨兼用靴のお手入れについてです。
⑴水分を布などで拭き取る
靴の内側も濡れてしまっている場合は、キッチンペーパーなどを丸め入れて水分を吸収させます。
⑵風通しの良い場所でしっかり陰干しして乾かす
塗れたままシュークローゼットに入れてしまうと、カビなどの原因になります。
⑶30センチほど離して全体に防水スプレーをします。だいたい5,6回プッシュを目安に行います。
合成皮革の靴(今回ご紹介した靴)であればここまででOK。本革に撥水や防水加工した靴は⑵と⑶の間に乾燥を防ぐため、保湿のレザークリームを塗っておく。様々な種類のクリームがありますが、「オールインワンタイプ」をお選びください。
エナメル素材には防水スプレーは必要ありません。かけてしまうと表面に膜ができ、ツヤがなくなってしまうので注意してください。
以上、雨の日コーディネートのコツをお伝えしました。
最後に…
雨の日は片手に白杖を持ち、もう片方の手で傘を持つということは大変な苦労であるということ、また雨の音により頼りにしている音が遮られることで危険と隣り合わせであることを、私たち晴眼者がもっと理解する必要があると思っています。
足元についてもおしゃれを楽しんでほしいと思う気持ちもありますが、安全が第一です。
無理のない範囲でおしゃれを楽しんでいきましょうね。